The 1-2-3 Organic Indigo Vat Recipe_Increased Powder from 100g to 800g


p1810186

前回までで、100gのインド藍(粉末)のレシピで少量建てに成功しましたが、今回は粉を800gに増やし、大判の布でも染められる染液をつくりました。気温24度/湿度64%/今にも泣きだしそうな暗いそらの日。

レシピ:

インド藍(粉末) 800g

お湯(50℃) 3,200ml(ペーストづくり用)

果糖 2,400g

消石灰 1,600g

お湯(50℃) 12,000ml(追加用)

※思うところがあり、追加用のお湯(50℃)は、原文レシピより2,000ml少なくしてあります。

少量で建ててみたとき、液中の塊が溶けにくく難儀したため、卵を溶く際に菜箸を増やすとやりやすいことを思い出し、かき混ぜ棒を1本から3本に増やしてみました。

どの工程でも最初は粉にグッと止められ、かき分けるようにぐぐぐと力を入れて混ぜはじめますが、ある瞬間、するんっと楽に混ぜられるようになります。大容量のポリバケツで建てるとき、かき混ぜは女性にとってかなりしんどいので、これはかなりうれしい発見でした。今後も活用します。
p1810195こちらはインド藍(粉末)+お湯(50℃)をしずかによく混ぜた後の画像。すでに小さめの泡がたくさん生まれているのがわかります。

p1810198

果糖をしずかに入れ、塊がなくなるまでかき混ぜ。液が急に粘度を帯び、さらさらしてきます。

p1810199

最後に消石灰をしずかに入れ、ここでまた丁寧に、塊がなくなるまでよくかき混ぜます。

p1810202

消石灰を入れる前と入れた後とでは、液表面の様子があきらかに違います。ふわっとしてすこし厚みのある、カプチーノのような、キメのこまかい泡が表面を覆っているのがわかりますでしょうか。

ここで、染液の側を離れました。その間、わずか2分ほど。。。

p1810214
帰ってきて、我が目を疑いました。バケツの底の方に少量あった液が、バケツの高さスレスレまで上昇し、底から湧きたつようにボコボコっと動いています。もうもうと湯気が立っているのも特徴的でした。何かしらの反応で、50℃だった液温が急上昇し、沸騰するような形で液面が上がってきているのに違いありません。
p1810218

このとき思いたって液温を測ってみたところ、驚異の94℃。発酵がうまくいったとしても、ここまで温度が急に上がることってあるのかしら…。一抹の不安がよぎりましたが、瞬時に、そうめんを入れた鍋がグラグラしているときのことを思い出し、かき混ぜ棒でしずかにかき混ぜることに。

p1810221

すると、混ぜるごとに液は落ち着きを見せ、約3分後には、液面が下降し終わりました。この写真では依然湯気が立っていますが、この後、湯気もおさまりました。底の方にあった染液が、バケツ内側が黒くなっているところまで上がっていたのがわかります。

しばらく様子をみていましたが、液が湧きたっているときも、落ち着いてからも、特別いつもと違う匂いはなし。視覚的にも青黒々として元気そうだったため、追加用のお湯(50℃)を加え、よくかき混ぜた後、20分おきに数回かき混ぜを繰り返し、完成。

p1810227

出来上がった染液がこちら。

「藍の花」は建っていますが、見た目がどろどろしてこぶが多いというか…。

底の沈殿物に塊は残っておらず、液中にも目立つ塊はなし。泡も触ると、ふわふわんっとして柔らかいのですが、先ほどの沸騰しているときの液をそのまま泡にしたような見た目が、気になります。

ところが、これを2晩寝かせ、3日目に染めてみたところ、びっくりするような元気な、カッコイイ仕上がりとなりました。それはまた後日、しるします。

 

 


藍染め製品の取り扱いについて

藍染めは天然染料のため、化学染料とは異なった手入れが必要です。ポイントを押さえた手入れをすれば使うほど藍独特の風合いが増し、その時々で異なった表情を見せるのが藍染めの魅力です。

  • 藍染めの特性として、お洗濯の最初の2~3回は色落ちしますので、ご心配な場合は2~3回単独で水洗いしてください。
  • 色移りが少なくなってからは他の衣類とともに洗えますが、漂白剤・塩素・酵素が含まれる洗剤は使用せず、液体の中性洗剤で洗うのが望ましいです。
  • また、長くお使いいただくためには洗剤を使用せず、手洗いすることをおすすめします。風通しの良い場所で陰干しをしてください。
  • 汗や雨などで湿った場合、摩擦によって色移りすることがあります。淡色製品との併用はお避けください。
  • 天然染料のため、日光による退色があります。黄ばみが出てきた場合はバケツに熱湯を張り、ひと晩漬けておいてください、藍の色が復活します。
  • 年月とともに移ろう藍染めの風合いを楽しんだのち染め直しをご希望されるお客様は、ご相談ください。15円/gで承っております。

ご注文・お問合せ方法について

掲載されている商品については、藍工房OCEAN BLUEに直接お問合せください。その際、掲載されている商品名、シリアルナンバーを一緒にご連絡頂けるとお手続きがスムーズです。

お電話でのお問合せ

☎ 080-6253-8161

お電話でのお問合せは営業時間内(金曜日〜月曜日、10:00〜17:30)にお願いいたします。定休日は火曜日、水曜日、木曜日です。また、営業時間外のお問合せはこちらのお問合せフォームからご連絡ください。

直接ご来店される場合

直接ご来店される場合は、宮城県気仙沼市南町2-1-27にお越しください。

メールでのお問合せ

メールでのお問合せはこちらのお問合せフォームからご連絡ください。